妊娠中毒症

妊娠中毒症今だ謎が多い病気です

妊娠中毒症とよばれる症状があります。その名の通り、妊娠中毒症は妊娠によって起こる症状です。

 

つまり赤ちゃんが生まれてしまえば、この妊娠中毒症も治るのですけれども、後々に大きな症状として再び現れるのだとも言われています。

 

この妊娠中毒症になった人は、たとえ出産後にそれが治ったとしても、中高年になって、高血圧症が出てしまう可能性があるのだと言われています。

 

妊娠中毒症は、妊娠中、いつも体に負担がかかってしまっているので、これが高齢化に似た症状(=高血圧)になりやすいのです。

 

またこの妊娠中毒症も現れる症状は様々で、糖尿病などにもなります。

 

確実な事こそ言う事はできませんけれども、この妊娠中毒症として現れる症状は、その人の弱い部分の病気だと言われています。

 

今だにこの妊娠中毒症は謎の病気とされています。

 

実際のところ、治すことは難しく、症状に出てきたものを治すことしかできません。

 

例えば妊娠中毒症の治療として高血圧の治療をしても、それは対症療法に過ぎません。

妊娠中毒症になる原因も分かっていない

妊娠中毒症ではまだまだ確たる原因は分かってきていませんけれども、血管の内側の細胞が壊れてしまい、しかも硬くてきめが荒い状態になっているという事は、妊娠中毒症でもすでに分かっている事です。

 

妊娠中毒症では、血液の通路がせまくなっているので、これを原因として高血圧になるというのです。

 

こんな症状が発生する過程こそ、妊娠中毒症の本当の原因だと言われています。

 

妊娠中毒症として今現在、有力となっている説は、胎盤の血管がうまくできなかったためであるとも言われています。

 

胎盤は、血管を張り巡らせていくのですけれども、これが何らかの理由によって、うまくいかなかった場合、胎盤が低酸素状態となってしまうというのです。

 

この胎盤は、血管の内側を壊す物質を出すと言われており、これこそ、妊娠中毒症の根本的な原因だと言われています。

 

それは赤ちゃんを他人として拒絶する免疫であるとさえ言われており、妊娠中毒症は妊娠にとって切っても切り離せない関係にあるのだとか。

妊娠中毒症によるさまざまな症状

妊娠中毒症では具体的にどのような症状が現れるのでしょうか?

 

妊娠中毒症は、妊婦さんの10人に1人ほどが起こると言われており、これはとても身近な病気であると言われています。

 

妊娠中毒症の症状の一つとしては、「むくみ」が発生します。

 

体重が1週間で0.5kg以上も増えてしまう場合もありますし、朝からずっとむくんでしまっている事も少なくないのだとか。

 

さらに、妊娠中毒症の一つの症状には「高血圧」があります。

 

最高で、140mmHg以上の高血圧になり、頭痛、耳鳴りなどの症状が現れるのです。

 

妊娠中毒症ではまた、「たんぱく尿」というものも現れます。

 

これは腎臓の機能低下によって起こるもので、体に必要なタンパク質が流れ出てしまっている状態です。

 

妊娠中毒症は尿検査などでも発見でき、悪化しないように医師の診察をしっかりと受けるようにしておきましょう。

 

妊娠中毒症は特に、初めての妊娠をした人にも発生しますし、35歳以上の高齢出産でも起こりやすいと言われています。

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